7月24日、開業記念日
前職の任期満了をきっかけに開業届を提出し、早1年。
ひとつの節目ということで、現在の仕事のやり方を書き残しておこうと思う。
1年間やってみて、自然と洗練されて、今の自分に最も無理なくハマるやり方。
はじまり
現在のメイン作業機になっているMacBookPro Retina 13"とEIZOの24"モニタを起動したら、まずはDashlaneとSafariとChromeを立ち上げる。
パスワード管理: Dashlane
パスワードの管理をDashlaneに一任したのでだいぶ楽になった。
"Sharing Center"機能のおかげで、家族で共有したいパスワードも簡単に取り扱えるようになった。
ブラウザ拡張のレシート記録機能がたまにハングするので、
もっと良いパスワード管理ソフトがあったら乗り換えたい。
SafariとChrome
Safariは作業補助用として、Chromeは実作業用として使い分ける。
Safariでは開くタブを順番も含めて固定していて、
一番左から、Todoist、Toggl、Slack、Facebook、Gmailの5個しか開かない。
一方で、Chromeは作業にともなってTabをガンガン開いてはOneTabで纏めるを繰り返す。
Chromeの方が開発支援系プラグインは充実している割に、急なフリーズが多かったりするので、
作業補助系のサイトはChromeでは開かないようにし、OneTabで整理しながら調査を進める方式に落ち着いた。
タスク管理: Todoist
タスク管理はTodoist抜きに考えられなくなった。
GTDにならって、2分で終わりそうなタスクはその場でやっつけて、
2分を超えそうなタスクは15分を目安に分解しながらTodoistに登録する。
私用も欲しいものリストもネタ帳もすべて登録して、Todoistにすべてまとめておく。
朝一と休憩する前には必ず"今週のタスク"画面のタブに切り替える習慣をつけて、
作業開始時の「えーと、なんだっけな」を無くす。
およそ15分で1つのタスクにしておくと、一日は96タスク分の時間があることになる(不眠不休の場合)。
自分の場合、どんなに頑張っても20タスク/日が限界。
これを目安にして、1週間に100タスクを超えないように制限し、
1日15タスクを超えたら、栄養ドリンクを買うようになった。
時間計測: Toggl
面白いもので、やる気の出ない作業でも「時間を測っている」という意識だけで、集中力がキープできる。
特に、単調な作業に効果的。
ブラウザを拡張してTodoistの画面からTogglのON/OFFできるようにしていたこともあったけど、
この「時間を測っている」感を強調するため、あえて1つのタブとして開くように落ち着いた。
チーム内コミュニケーション: Slack
IdobataやHipChatを試して、今のところSlackに落ち着いている。
プライベートチャンネルは"p_"をつけて作って、内部用。
チーム外コミュニケーション: Facebook
チーム外とのやりとりはFacebookメッセンジャーを使うことが圧倒的に多い。
相手が旅行中だったりするとすぐにわかるし、メールほどかしこまらずに相談や依頼ができて良い。
人によってはFacebookを見始めると1,2時間消費してしまうと言うが、そうなったことは1度もない。
メール: Gmail
以前はMail.appでメールを読んだり書いたりしていたけど、
今はWeb上のGmailだけになった。
MacBook Airのようなストレージの小さい機体で使う時も困らないし、他端末との同期も一番早い。
基本的に、作業の合間にタイトルだけチェックし、要返信な感じのメールにフラグをつける。
複数アカウントを斜め読みして、フラグをつける作業はPCよりiPhoneの方が早い。
30分ぐらい空き時間ができたら、PCのブラウザからスターが付いているメールを開いては返信をひたすら繰り返す。
この方法で、変なメールでインタラプトされる心配はなくなったし、
外出中でも変わらないフローでメール処理できるようになった。
作業フォルダ: DropBox
進行形の作業はプロジェクトごとにフォルダを作ってDropBoxに格納。
開発や執筆の仕事はGitで管理し、必要であればBitbucketかGitHubにpush。
ごくごくテンポラリなファイルは~/Download。
いずれにせよ、絶対死守のマイルールは「デスクトップに物を置かない」の1点。
置いてあると実に気持ち悪い。
それを利用して、本当に至急のプロジェクトはわざとデスクトップにおいて、「あー、これ早く消したい!」とモチベーションを高める。
おわり
朝、一日のToDoを確認したら、後は優先度順にただただこなす。
開発中のメモはRhodia #12。座標や数式、カラーコードを書いては捨てる。
#12の大きさだと、作業机の上でも邪魔にならないし、
書きすぎて、どれが最新の値だっけ?と迷うこともない。
作業日誌: iDoneThis
iDoneThisにアカウントを作って、毎日23時に「What'd you get done today?(今日は何を終わらせた?)」とメールが送られるようにした。
このメールが来たら、一日の作業は終了。
主だった作業を簡単に綴って返信して、作業日誌の代わりにしている。
真面目な日誌の必要性は感じていないので、5分以内でさらっと。
タスク管理: Todoist
終わった作業にはチェック、終わらなかった作業にはメモをつけて日次レビュー。
終わらなかった作業が多かったら、お風呂の後で座禅して、いったん脳内を空っぽにする。
情報収集: feedly + Xperia Tab Z2
風呂場にXperia Tab Z2を持ち込んで、湯船に浸かりながらRSSを流し読み。
30分以上かかるとのぼせてしまうので、気になる記事を見つけたらPushBullet。
情報共有: PushBullet
Webを見ていて、気になった記事はPushBulletを使って自分宛てに送信。
まったく同じフローでチームメンバーにも共有できて助かる。
PushBulletにはMacOS、iOS、Windows、Android間を相互にクリップボード共有できる機能があるのもありがたい。
まとめ
あっという間の1年で、何も変わってないつもりだったけど、書き出したら結構いろいろ挑戦してた。
書きだしたせいで、利用サービスが多いように見えるけど、
実際は1つに複数の役割を担わせているのでとっ散らかることはない。
規則正しい生活や自分の記憶力に頼る枠組みは早々に諦め、
なるべく柔軟に構える仕組みを意識したけど、フリーランスならではという部分がなかったのも面白い。
この記事が、誰かと、来年の自分の参考になれば幸い。