きっかけ
「水草の増えるスピードが想像以上で、対策を考えねば」と書いた、その続き。
ハイグロフィラとロタラが特に元気で、2週間もすればトリミングが必要になる。
差し戻しで増やしてきたけど、60cmスリム水槽にも限界がある。
かといって、せっかく育った水草を捨てるのも忍びない。
水上葉とは
調べてみると、水草の多くは、もともと乾季と雨季のある熱帯地域の植物なので、
水中に沈んでいる時期と、水上に露出している時期、どちらの環境でも生きられるようになってる。
水中で育った葉を「水中葉」、水上で育った葉を「水上葉」と呼び、
形状も質感もかなり違っていて、同じ種類とは思えないぐらい変わるものもあるとか。
水草を育てた経験が全くなかったので、この手の知識がまったくなかった。
水槽から出したら枯れると思い込んでいたけど、むしろ水上葉のほうが丈夫で、ショップでも水上葉の状態で売られていることが多いらしい。
これは実験してみたくなる。
ダイソーで揃えた
まずはコストをかけずに試したい。
近所のダイソーに行ったら、だいたい揃った。
- 透明ケース(蓋付き): 300円 — 靴用品コーナーにあったので本来は靴を保管するもの?
- 観葉植物用の土: 2リットル入り
- 鉢底用メッシュ: 水草の種類ごとに仕切るため
- フラワースポンジ: 200円 – ウィローモス用の台として
Amazonで超音波式のミスト生成器が2個で500円で売ってたので、ついでに買ってみる。
総額1,000円以下。
失敗しても痛くない金額で実験環境が整った。
セットアップ
ケースに土を敷くと、2リットルで厚さ5cmぐらいになった。
水を入れて土全体を湿らせ、鉢底メッシュで4つのエリアに仕切る。
水槽から引っこ抜いてきた水草たちを適当にバツバツ切って土の上に配置。
ウィローモスは土に植えられないので、フラワースポンジの上に載せた。
蓋をして、ミスト生成器も稼働させる。
蓋の内側に水滴がついてるので、湿度は十分っぽい。
課題
11月に入って、気温がだいぶ下がってきてる。
日のあたる窓際に置いてるけど、熱帯原産の水草が日本の冬を越せるのか、正直わからない。
元々捨てるはずのトリミングした水草なのでダメだったらダメだったで、また実験する。
とりあえず、水槽がスッキリしたのでよし。

