SHURE MV7+の模造品を掴んだ

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きっかけ

仕事をしながらPodcastを聴いたり、ゲーム実況をながし聴きする機会が増えて、「自分でもやってみたいな」と思うようになった。
で、マイクを調べてみたら、SHURE MV7+が評判良さそう。

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ちょうど不用品を一掃したときに貯まったメルペイがあったので、
「出品者評価が高い」「実際の写真がたくさん載っている」などに注意して、他の出品より少し高い新古品を3万円で購入。

「よくできた模造品」だと気づくまで

届いてすぐセットアップを開始、USB-CでMacBookに接続して、公式のソフトウェア「MOTIV-mix」でファームウェアを最新にしようと思ったら、それっぽいボタンがない。
MOTIVのマニュアルにはマイクをつないだらデバイス設定が出てくるはずなんだけど。
さらに、製品登録をしようとシリアル番号を探しても、あるはずの外箱にシールが見つからない。

どうもおかしいな、と思って調べたら、
結構多くの人が SHURE MV7+ の偽物を掴まされてるらしい情報を得る。
価格.comなどで親切な人が本物と偽物の比較画像を上げてくれてた。

手元のマイクと正規品の画像を見比べて、一番わかりやすかったのがネジの黒染処理。
本物は全てのネジが黒染めされてて、マットな質感。
偽物はただの黒ネジ。これが一番わかりやすかった。

出品者とのやり取り

ここで「偽物を掴まされたな」と確信したので、出品者に問い合わせた。

内容は以下の通り:

無視されるかなと思ってたら、割とすぐに返信が来た。
「こちらは並行輸入品のため、返品には追加費用が発生します。そのため、補償として一部返金をさせていただきますが、商品はご返送いただかなくても結構です。この提案でご納得いただけるでしょうか?」
なるほど、並行輸入品?

SHUREさんには完全にお門違いなのを承知で、「海外版だと日本のMOTIVから認識されない、ということはあるでしょうか?」と問い合わせて、
「そんな仕様はありません」と回答をもらう。
…ですよね。

メルカリ事務局に通報して、「返品への追加費用」を支払う義務があるか確認したところ、全くないし、なんなら着払いで送っていいと回答を得た。
…ですよね。
ちなみに返送先に指示された住所は発送元と全然違う倉庫街の一角だった。
(画像中の出品者はもう存在しないので、モザイクかけてません)

所感

結果、返品後にキャンセル扱いになって、支払ったメルペイは全額戻ってきた。
そして、正規店で購入し直し。
「安く買おう」というより「貯まったメルペイを消化しよう」という動機だったので、非常に悔しい思い。

教訓は「面倒でも高くても正規店で買え」。
今回はメルカリだったけどAmazonや他のフリマサイトでもかなり模造品が出回っているらしい。
模造品の比較画像を上げてくれてた人たちとSHUREのCSには、ほんとに感謝。
インターネットの集合知と、メーカーの誠実な対応がなかったら今でも模造品を使ってたと思う。

ところで、買い直した本物のMV7+ですが、めっちゃ良いです。
オートゲインとノイズキャンセルが優秀で、ドラム式洗濯機が回ってる隣でWeb会議に参加しても相手方には全く雑音が聞こえないとのこと。
「良い声になってます、なんか声に深みがあります」とまで言われた。

USB-Cが使えるのでiPhoneやiPadにも接続可能(さすがに大袈裟すぎて試してはいない)。
XLRも使えるのでオーディオインターフェイスにも接続可能。
ただ、公式のMOTIVがゲイン調整などの他に仮想ミキサー機能も持っているので、オーディオインタフェースを使いたい場面があんまりない。
特にゲーム実況はいろんなソフトウェアを立ち上げるので、なるべくシンプルに済ませたいよね。
とか言いつつ、今は忙しくなってしまって、肝心のPodcastやゲーム実況をする時間が…

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