ブログでもずっと「プログラマー」ってことにしてたけども。
「何やってる人なの?」
改まって聞かれると毎回困る。
説明が面倒なときは「プログラマーです」って言って、なんとなく伝わった雰囲気にはなる。
でも相手が想像してるプログラマー像と、自分(弊社)の実態はたぶん違う。
一応、プログラマーではある
コードは書くので、プログラマーではある。嘘はない。
ただ、「Webサービス作ってます」とか「アプリ開発してます」と言うより、
もっと手前というか、「まだ世の中にないもの」を形にする仕事が多い。
研究者のアイデアを動くものにしたり、イベントで数回だけ使う仕組みを作ったり。
だから、企画会議から混ざるし、ハードウェアも作るし、当日は現場設営したりもする。
ソフトウェアの人なのかハードウェアの人なのか、って聞かれても困る。
どっちも必要だからどっちもやる、としか言いようがない。
プラネタリウムの中で、観客の動きに合わせて音楽が変わるプログラムを作ってるところ。
展示やイベントの技術担当として現場に入ると、こういうことになる。
一般的なプログラマーのイメージとはだいぶ違うと思う。
さらに、最近はまた変わってきて、マネージャ的な立ち回りやスタートアップ支援の指導役とか、企業研修の講師とか、そういう役回りを頼まれることも出てきた。
自分から意図的にシフトしたというより、流れでそうなった。
経営者でもあるから、「売上的にはこっちなんだけど、技術的にはこっちが面白いなぁ」という狭間で悩むことも多い。
プロトタイプ専門店
全部自分でやりたい性格のまま独立したせいで、こんなことになってしまった。
しいて言えば「プロトタイプを作る人」が一番近いかもしれない。
目的のために手段を選ばない、と言う点はずっと変わってない。
なんなら「プログラムを書いたら負け」、モノで解決するより良い方法があるなら大概はそっちの方がずっと良いと思ってたりする。
でも、また「何やってる人なんですか?」って聞かれたら「…プログラマーですね」って答えるな。
「会社3つやってます、社長です」って言うのが一番笑いを取れるんだけど。

